海上保安レポート 2004

●はじめに


■TOPICS 海上保安の1年


■特集1 海洋権益の保全とテロ対策

■特集2 海保の救難


■本編

治安の確保

生命を救う

青い海を護る

災害に備える

海を識る

航海を支える

海をつなぐ連携


海上保安庁の業務・体制


海を仕事に選ぶ


海保の新戦力


その他


資料編


 
本編 > 生命を救う > コラム 118(わんわんエイト)大作戦
118(わんわんエイト)大作戦
 第六管区海上保安本部マリンレジャー安全推進室では、「全国海難防止強調運動」のプレイベントとして、海中転落による死亡・行方不明事故者数の減少、ライフジャケットの着用率向上を図る目的で、「118(わんわんエイト)」の語呂に合わせて8匹の中型犬を「一日海上保ワン官」に、飼い主を「一日海上保安官」に任命し、一般市民参加型の事故防止啓発イベント「わんわんエイト大作戦」を平成16年7月11日呉ポートピアパークにおいて展開しました。
 当日、「一日海上保安官」は一種制服を、「一日海上保ワン官」はペット用ライフジャケットを着用して、任命書を授与された後、海上保安庁の業務紹介や自己救命策確保キャンペーン、海難防止強調運動の啓発活動に従事しました。
 このほか、海上保安大学校訓練部の協力を得て、映画「海猿 ウミザル」の1シーンである空気ボンベを背負っての腕立て伏せチャレンジコーナー等バラエティーに富んだ企画を展開しました。「海上保ワン官」とのふれあいを目的に、親子連れを中心とした約200名の来場者があったほか、「うみまる」がパーク内を一周して、約2,000名の入園者にアピールする等一般市民の方に海上保安庁の業務、海難防止強調運動及び自己救命策確保等について、幅広く楽しみながら体験していただけました。
 また、同イベント終了後は、ペット用ライフジャケットを着用したぬいぐるみの犬20匹が「わんわん大使」として管内各部署・分室に派遣され、種々の安全啓発イベントで現在も活躍しています。
 更に平成17年1月18日には、再度、「一日海上保ワン官」と「一日海上保安官」の3組が集結し、広島市内中心部で「118番」の周知といたずら通報防止の街頭キャンペーンを実施し、併せて自己救命策の確保のための周知・啓発活動を行いました。

イベントの様子
▲イベントの様子

「118番」の周知といたずら防止の街頭キャンペーン
▲「118番」の周知といたずら防止の街頭キャンペーン