海上保安レポート 2018

はじめに


海上保安制度創設70周年記念特集
海洋の安全・秩序をつなぐ〜70年の礎とともに〜


海上保安官の仕事


海上保安庁の任務・体制


■本編

1 領海・EEZを守る

2 治安の確保

3 生命を救う

4 青い海を守る

5 災害に備える

6 海を知る

7 海の安全を創る

8 海をつなぐ


語句説明・索引


図表索引


資料編

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特集 海洋の安全・秩序をつなぐ〜70年の礎とともに〜
特集1 海上保安庁のあゆみ
高度経済成長のひずみ
高度経済成長のひずみ
主な出来事
主な出来事

第10雄洋丸衝突火災
(昭和49年11月9日)

第10雄洋丸衝突火災

LPGタンカー「第10雄洋丸」とリベリア貨物船「パシフィック・アリス」が東京湾で衝突。両船あわせて33人が死亡。「第10雄洋丸」は20日間炎上を続けたのち沈没。

特殊救難隊発足
(昭和50年10月1日)

特殊救難隊発足
特殊救難隊初代隊員

第10雄洋丸衝突火災事故を契機として、特殊救難隊を発足させ、危険物積載船等の特殊な海難に対する人命救助体制を整備。

組織・装備
  • ■九海洋汚染の監視取締体制の強化
    • ●本庁に海上公害課を設置(昭和46年4月)
    • ●高速監視取締艇の配備(昭和47年3月)
  • ■海洋調査体制の強化
    • ●大型測量船「昭洋」就役(昭和47年2月)
    • 大型測量船「昭洋」
      大型測量船「昭洋」
  • ■沖縄本土復帰
    • ●第十一管区海上保安本部を設置(昭和47年5月)
  • ■救難体制の強化
    • ●特殊救難隊の発足(昭和50年10月)


1970年代の写真