昭和23年5月1日に海上保安庁法が施行され、平成30年5月で海上保安制度創設70周年を迎えました。この70年の間に海上保安庁の役割は飛躍的に拡大し、組織、船艇・航空機等の勢力も大きく変遷してきました。
昨今の我が国周辺海域を取り巻く情勢は、一層厳しさを増しており、このような状況に適切に対応していくため、平成28年12月に「海上保安体制強化に関する方針」が決定され、本方針に沿って体制強化が進められています。
また、平成29年は、世界で初めてとなる「世界海上保安機関長官級会合」が日本で開催され、地域の枠を越えて世界を主導する出発の年となりました。
今後も、70年の伝統を礎に、国民の皆様の安全・安心を守り抜くため、海上保安業務に邁進してまいります。