海上保安レポート 2015

はじめに


TOPICS 海上保安の一年


特集 離島周辺や遠方海域における海上保安庁の活躍


海上保安庁の任務・体制


■本編

1 治安の確保

2 生命を救う

3 青い海を守る

CHAPTER I 海洋汚染の現況
CHAPTER II 海洋環境保全対策

4 災害に備える

5 海を知る

6 交通の安全を守る

7 海をつなぐ


目指せ! 海上保安官


語句説明・索引


図表索引


資料編

3 青い海を守る > CHAPTER I 海洋汚染の現況
3 青い海を守る
CHAPTER I 海洋汚染の現況
平成26年の現況

海上保安庁では、巡視船艇・航空機等による監視や緊急通報用電話番号「118番」への通報をもとにした調査・取締り、測量船による調査等から、海洋汚染の発生状況等の把握に努めています。平成26年に海上保安庁が確認した海洋汚染の件数は380件で、前年と比べ75件減少しました。

近年の海洋汚染の確認件数を種類別に見ると、油による汚染の件数が最も多く、次いで廃棄物による汚染の件数が多い傾向となっています。また、汚染原因別に見ると、油による汚染の原因は、取扱不注意等による人為的ミスが多く、油以外のものによる汚染の原因は、故意によるものが多くなっています。


平成26年海洋汚染発生確認件数の推移
平成26年海洋汚染発生確認件数の推移
平成26年汚染原因別に見た油による汚染確認件数
平成26年汚染原因別に見た油による汚染確認件数
 
平成26年汚染原因別に見た油以外のものによる汚染確認件数
平成26年汚染原因別に見た油以外のものによる汚染確認件数

※汚染原因別に見た汚染件数の数値は、汚染原因が判明したもののみを対象としている。