奄美沖の海底地形 |
調査中のAUV(愛称「ごんどう」) |
海上保安庁は、平成25年5月から9月にかけて、測量船と当庁初の自律型潜水調査機器(AUV)を用いた海底地形調査によって、鹿児島県奄美大島北西約70kmにある海底火山において、熱水・ガスが湧出している火口状の窪地の微細な地形を捉えました。
AUVは、海底近傍まで潜航して精密な地形データが取得できる海洋調査機器です。
今回得られた調査結果により、この海底火山が現在も活動中である可能性が高いことが分かり、防災上の観点からも重要な発見であるとともに、海洋資源の探査等への基盤情報としての活用が期待されます。