海上保安レポート 2014

はじめに


TOPICS 海上保安の一年


特集 海上保安庁の精神 正義仁愛


海上保安庁の任務・体制


■本編

1 治安の確保

2 生命を救う

3 青い海を守る

4 災害に備える

5 海を知る

6 交通の安全を守る

7 海をつなぐ


目指せ! 海上保安官


語句説明・索引


図表索引


資料編

TOPICS 海上保安の一年 > 07 AUVによる海洋調査を開始〜奄美大島北西沖の海底火山で熱水・ガスの湧出を発見〜
TOPICS 海上保安の一年
07 AUVによる海洋調査を開始〜奄美大島北西沖の海底火山で熱水・ガスの湧出を発見〜
奄美沖の海底地形
奄美沖の海底地形
調査中のAUV(愛称「ごんどう」)
調査中のAUV(愛称「ごんどう」)

海上保安庁は、平成25年5月から9月にかけて、測量船と当庁初の自律型潜水調査機器(AUV)を用いた海底地形調査によって、鹿児島県奄美大島北西約70kmにある海底火山において、熱水・ガスが湧出している火口状の窪地の微細な地形を捉えました。

AUVは、海底近傍まで潜航して精密な地形データが取得できる海洋調査機器です。

今回得られた調査結果により、この海底火山が現在も活動中である可能性が高いことが分かり、防災上の観点からも重要な発見であるとともに、海洋資源の探査等への基盤情報としての活用が期待されます。