尖閣諸島周辺海域では、平成24年9月の海上保安庁による尖閣三島(魚釣島(うおつりしま)・北小島(きたこじま)・南小島(みなみこじま))の取得・保有以降、中国公船による領海侵入が繰り返されるなど、緊迫した情勢が続いています。
このような厳しい情勢の中でも、海上保安庁は、法の支配に基づく秩序に支えられた「開かれ安定した海洋」の維持・発展を目指すとの我が国政府の方針の下、法執行機関として、国際法や国内法に基づき、冷静に、かつ、毅然とした態度で、断固として我が国の領海を護っています。
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特集 海上保安庁の精神 正義仁愛
I 尖閣諸島周辺海域における領海警備 海を護る
尖閣諸島周辺海域では、平成24年9月の海上保安庁による尖閣三島(魚釣島(うおつりしま)・北小島(きたこじま)・南小島(みなみこじま))の取得・保有以降、中国公船による領海侵入が繰り返されるなど、緊迫した情勢が続いています。 このような厳しい情勢の中でも、海上保安庁は、法の支配に基づく秩序に支えられた「開かれ安定した海洋」の維持・発展を目指すとの我が国政府の方針の下、法執行機関として、国際法や国内法に基づき、冷静に、かつ、毅然とした態度で、断固として我が国の領海を護っています。 1 尖閣諸島の概要
尖閣諸島の位置関係
尖閣諸島は、南西諸島西端に位置する魚釣島、北小島、南小島、久場島(くばしま)、大正島(たいしょうとう)、沖ノ北岩(おきのきたいわ)、沖ノ南岩(おきのみなみいわ)、飛瀬(とびせ)などからなる島々の総称です。
日本政府の基本的な立場
尖閣諸島が日本固有の領土であることは歴史的にも国際法上も疑いのないところであり、現に我が国はこれを有効に支配しています。したがって、尖閣諸島をめぐり解決すべき領有権の問題はそもそも存在していません。(外務省HP) 尖閣諸島周辺の領海・接続水域の面積
尖閣諸島周辺の領海の面積は約4,740km2で、東京都と神奈川県の面積を足した面積(約4,605km2)とほぼ同じ広さです。また、尖閣諸島周辺の接続水域を四国と重ね合わせてみると、その広さや形が良く似ていることが分かります。
海上保安庁では、この広大な海域で、昼夜を分かたず、巡視船艇・航空機により領海警備を実施しています。 |