平成25年10月、交通政策審議会海事分科会で取りまとめられた「船舶交通の安全・安心をめざした取組み(答申)」では、おおむね5年間における船舶交通安全政策の方向性と具体的施策が示されました。
海上保安庁では、この答申を「第3次交通ビジョン」と位置づけ、様々な取組みを関係機関と連携し総合的に推進することで、長期的には、2020年代中に現在の船舶事故隻数を半減させることを目指します。
今後5年間の目標として、
ふくそう海域における衝突・乗揚事故の低発生水準の維持
港内等における衝突・乗揚事故の減少
小型船舶における事故の減少
を掲げ、目標達成に向けた施策を推進していきます。
また、交通政策審議会海事分科会に設置した船舶交通安全部会を、毎年開催し、第3次交通ビジョンに掲げた施策の実施状況の確認、次年度の施策の進め方や次期交通ビジョン策定など長期的な視点に立った船舶交通安全政策のあり方を引き続き、検討していきます。
※詳しくは「交通の安全を守る」をご覧ください。