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4 不審船・工作船対策
海上保安庁は、関係機関や沿岸住民の協力のもと、巡視船艇・航空機の警戒による不審な船舶に対する監視を強化するほか、発見時にはこれを確実に停船させて立入検査を実施し、犯罪を認めた場合には犯人の逮捕等適切な捜査活動を行うことで、海上の安全の確保と秩序の維持を目指します。
平成17年度は不審船対応を主目的とする巡視船を中心に不審船対応能力向上のための訓練を実施したほか、海上自衛隊との間でも共同訓練を実施しています。 このほか、関係機関や海守(うみもり)などの民間ボランティアとの情報交換を緊密に行うことにより、不審船発見に関する情報収集体制の強化を図っています。 今後とも装備の充実を図り、不審船対応能力の向上を目的とした訓練を実施するとともに、関係機関等との連携を一層強化して、不審船・工作船の早期発見及び発見時の厳格な対処に努めていきます。
工作船の展示
海上保安資料館横浜館には、平成13年12月22日に発生した、九州南西海域における工作船事件で使われた工作船及び回収物などを展示しています。
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