我が国の周辺海域では、毎年2,000隻前後の船舶事故が発生しています。ひとたび船舶事故が発生すると、尊い人命や財産が失われるとともに、我が国の経済活動や海洋環境に多大な影響を及ぼすこともあります。
平成30年4月20日、交通政策審議会から第4次交通ビジョンとして「船舶交通安全をはじめとする海上安全の更なる向上のための取組」が答申されました。本ビジョンでは、技術革新等めまぐるしく変化する社会情勢を踏まえ、今後おおむね5年間に取り組むべき事項と計画目標が示されました。
海上保安庁は、本ビジョンに基づき、海上安全の向上のための取組を強力に推進していきます。