海上保安庁は、海上における安全と治安の確保を図るため、外国船舶による犯罪行為に対して取締りを行うなど、関係省庁と連携しながら厳正に対処しています。近年、多数の外国漁船が領海内に入域して操業したり、外国人活動家が遠方離島に上陸して領有権主張活動を行うなど、我が国周辺海域を巡る情勢は大きく変化しています。こうした情勢に的確に対応していくため、海上保安庁では、現在、海上警察権の強化に向けた制度改正や体制の整備を進めています。
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TOPICS 海上保安の一年
01 海上警察権の強化に向けた制度改正や体制の整備
海上保安庁は、海上における安全と治安の確保を図るため、外国船舶による犯罪行為に対して取締りを行うなど、関係省庁と連携しながら厳正に対処しています。近年、多数の外国漁船が領海内に入域して操業したり、外国人活動家が遠方離島に上陸して領有権主張活動を行うなど、我が国周辺海域を巡る情勢は大きく変化しています。こうした情勢に的確に対応していくため、海上保安庁では、現在、海上警察権の強化に向けた制度改正や体制の整備を進めています。 内部規則改正事項
● 海上保安官による強制的措置
海上保安官による船舶の停止、移動等の強制的措置に関する運用を見直し、より機動的かつ適切な事案への対処を図る。 ● 放水銃・長距離音響発生装置の運用
規制措置や警告を実施する資機材として新たに導入された放水銃や、警告を実施する資機材として新たに導入された長距離音響発生装置について、その適切かつ効果的な使用方法を定め、現場での活用を図る。 ● 海上保安庁法に基づく停船措置
新たに開発、導入された手段を含めた様々な手段について、事案に応じた効果的かつ適切な運用を図る。 |