海上保安レポート 2012

はじめに


TOPICS 海上保安の一年


特集 東日本大震災


海上保安庁の任務・体制


■本編

1 治安の確保

2 領海等を守る

3 生命を救う

4 青い海を守る

5 災害に備える

6 海を知る

7 交通の安全を守る

8 海をつなぐ


目指せ! 海上保安官


語句説明・索引


図表索引


資料編

7 交通の安全を守る > CHAPTER 1 海難の現況
7 交通の安全を守る
CHAPTER 1 海難の現況
平成23年の現況
船舶海難隻数

平成23年の船舶海難隻数は2,533隻であり、平成22年に比べ133隻増加しました。

また、死者・行方不明者を伴う船舶海難隻数は60隻で、過去5年間において最も多くなっています。


船舶種類別死者・行方不明者数

平成23年の海難による死者・行方不明者は108人でした。このうち、漁船が64人、貨物船が19人、プレジャーボートが14人の順となっています。


海難の原因別発生状況

発生原因としては、人為的要因が全体の67%を占め、その中でも特に見張り不十分が18%と一番多く、次いで操船不適切が13%と基本的なミスによる海難が目立っています。


■船舶海難隻数、死者・行方不明者を伴う船舶海難隻数及び海難による死者・行方不明者数の推移 ■平成23年の海難の原因別発生状況
船舶海難隻数、死者・行方不明者を伴う船舶海難隻数及び海難による死者・行方不明者数の推移 平成23年の海難の原因別発生状況
 
海難の状況
▲海難の状況
■船舶種類別海難隻数
船舶種類別海難隻数