海上保安レポート 2009
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はじめに


TOPICS 海上保安の一年

特集


海上保安庁の任務・体制


■本編

治安の確保

領海等を守る

生命を救う

青い海を護る

災害に備える

海を識る

交通の安全を守る

海を繋ぐ


目指せ!海上保安官


語句説明・索引


図表索引


資料編


特集2 事故・災害に対する海上保安庁の備え > 4. 結び
特集2 事故・災害に対する海上保安庁の備え
4 結び

今般の岩手・宮城内陸地震では、海上保安庁の航空勢力が大活躍したことが関係者から高く評価されました。平成16年に発生した新潟県中越地震の際も同様に震源地が内陸部でしたが、当時も同様に救助等に海上保安庁の航空勢力が大活躍しました。このように海上保安庁の航空勢力は、海上だけでなく内陸部においても活躍しています。

国際緊急援助隊救助チームを中国四川省に派遣

平成20年5月12日、中国西部の四川省を震源とする大規模な地震が発生しました。海上保安庁は、我が国が派遣した国際緊急援助隊救助チームの一員として、特殊救難隊、巡視船に所属する潜水士等の13名の職員を派遣しました。

国際緊急援助隊救助チームは、5月15日から21日までの7日間、建物の倒壊現場における救助活動等を行いました。

このように、海上保安官は、国際緊急援助隊救助チームの一員として、海外において災害等の救助活動を行っており、これまで、救助チームとしてのべ82名の海上保安官が海外に派遣されています。

救助活動を行う隊員たち
▲救助活動を行う隊員たち