海上保安レポート 2008

●はじめに


特集1 海上保安庁 激動の10年

特集2 海洋基本法を見据えた海上保安庁の取組み〜新たな海洋立国の実現に向けて〜

1.体制を充実させて

2.海洋調査により海を拓く

2.大規模海難ゼロに向けて

特集3 海上保安庁のあゆみ


海上保安庁の任務・体制


■本編

治安の確保

生命を救う

青い海を護る

災害に備える

海を識る

航海を支える

海を繋ぐ


目指すは海上保安官


語句説明・索引


図表索引


資料編


本編 > 生命を救う
生命を救う

生命を救う

 海は、海水浴、磯釣り、クルージングといった海洋レジャーの楽しみを与え、また、漁業、海上運送等生活を営むために必要な場でもあります。一方で、遊泳中の漂流事故や岸壁からの海中転落事故、そして船舶による衝突や火災等かけがえのない生命を危険にさらす様々な海難事故が潜んでいる所でもあります。
 このため、海上保安庁では不幸にも発生した海難事故に備え迅速かつ的確な捜索救助活動を行い、一人でも多くの生命を救助することに全力を尽くしています。