海上保安レポート 2004
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長官からのメッセージ

■TOPICS 海上保安の1年

■数字で見る海上保安庁
■海上保安庁の体制・業務
■特集 海の犯罪・海保の対応
■本編

・海上交通の安全のために
・人の命を救うために
・安心できる暮らしと環境を守るために
・国内外関係機関との連携・協力
・海上保安庁を支える装備等
・海上保安官になるために


●海上保安Q&A
●地方探訪
●航空機の歴史


HL01 昭洋
DATA
■長さ:98m
■総トン数:3,000トン
■就役:平成9年度
 測量船昭洋は主として大陸棚調査に従事している、世界でも有数の海洋調査船です。平成15年度には3万1千海里(約5万7千km 地球1周は約4万km)以上の距離を航走しました。
 海底の地形構造を精密に調査できる「マルチビーム音響測深機」のほか、数々の最新鋭の観測機器を搭載しています。精密な調査に必要とされる、低速かつ長時間の航行が可能となるように、海上保安庁で唯一電気推進方式となっていることも大きな特徴の一つです。
 搭載艇マンボウIIは、遠隔操縦により無人での測量が可能です。これにより、海底火山の噴火の恐れのある危険な海域でも測量が可能となり、海上交通の安全確保に寄与しています。
 また、政府の船として初めてShip of the Year('98)を受賞しました。

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