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●昭和28年〜29年 サンフランシスコ平和条約の発効に伴いヘリコプター6機(ベル47D型3機、シコルスキーS55型3機)が就役。 ▲海上保安庁初の航空機/ベル47D型 ●昭和31年 初の中型飛行機ビーチクラフトE18S型2機が就役。 ●昭和44年 大型飛行機YS-11A型1機が就役。遠距離海難体制が強化された。 ●昭和48年 現在のヘリコプターの主力機種である、ベル212型の1号機が就役。 現代における活躍 平成2年、ソ連(当時)から我が国に対し大やけどを負った子供の救助要請がありました。海上保安庁YS-11A(千歳航空基地所属)を樺太(サハリン)のユジノサハリンスクへ出発させ、患者である子どもを日本へ輸送し、患者は一命を取りとめました。 戦後我が国の航空機が樺太に飛行したのは初めてのことであり、人道上の観点からのみならず、日ソ関係に好影響を与えたことからも、社会的に大きな関心事項となりました。 ▲YS-11A型(記事の飛行機と同型機) |