海上保安レポート 2004
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長官からのメッセージ

■TOPICS 海上保安の1年

■数字で見る海上保安庁
■海上保安庁の体制・業務
■特集 海の犯罪・海保の対応
■本編

・海上交通の安全のために
・人の命を救うために
・安心できる暮らしと環境を守るために
・国内外関係機関との連携・協力
・海上保安庁を支える装備等
・海上保安官になるために


●海上保安Q&A
●地方探訪
●航空機の歴史

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●昭和28年〜29年
 サンフランシスコ平和条約の発効に伴いヘリコプター6機(ベル47D型3機、シコルスキーS55型3機)が就役。
海上保安庁初の航空機/ベル47D型
▲海上保安庁初の航空機/ベル47D型
●昭和31年
 初の中型飛行機ビーチクラフトE18S型2機が就役。
●昭和44年
 大型飛行機YS-11A型1機が就役。遠距離海難体制が強化された。
●昭和48年
 現在のヘリコプターの主力機種である、ベル212型の1号機が就役。
現代における活躍
 平成2年、ソ連(当時)から我が国に対し大やけどを負った子供の救助要請がありました。海上保安庁YS-11A(千歳航空基地所属)を樺太(サハリン)のユジノサハリンスクへ出発させ、患者である子どもを日本へ輸送し、患者は一命を取りとめました。
 戦後我が国の航空機が樺太に飛行したのは初めてのことであり、人道上の観点からのみならず、日ソ関係に好影響を与えたことからも、社会的に大きな関心事項となりました。

YS-11A型(記事の飛行機と同型機)
▲YS-11A型(記事の飛行機と同型機)
飛行機よりヘリコプターのほうが先だったんだ!