海上保安レポート 2004
紹介ページ
TOPページ
●長官からのメッセージ

■TOPICS 海上保安の1年

■数字で見る海上保安庁
■海上保安庁の体制・業務
■特集 海の犯罪・海保の対応
■本編

・海上交通の安全のために
・人の命を救うために

・安心できる暮らしと環境を守るために
・国内外関係機関との連携・協力
・海上保安庁を支える装備等
・海上保安官になるために

●海上保安Q&A
●船艇紹介
●地方探訪
●航空機の歴史


本編 > 人の命を救うために > 2 > 2 平成15年の状況


 プレジャーボート等の乗船者については、「海難救助」の項に記述したとおりです。
61ページを参照して下さい。)釣り愛好者については、平成15年の死亡・行方不明者数は94人であり、目標値を24人上回りました。
 生存率の状況をみると、釣り中の事故の場合においても、ライフジャケットの有効性は明らかであり、また、早期に通報された事故の場合の生存率が高くなっています(海上保安庁が事故の発生を1時間以内に知った場合の生存率は76%、1時間以上経ってから知った場合の生存率は32%)。海上保安庁では、ライフジャケットの着用を積極的に推進するとともに、釣りをされる方等に対して複数人による活動を行うよう呼び掛けました。これにより、同行者や付近の釣り人などが海上保安庁に通報し、救助に結びついています。

マリンレジャーに伴う人身事故者数(平成15年)

マリンレジャーに伴う人身事故者数(平成15年)