令和4年3月26日、広島県呉市で行われた海上保安大学校卒業式に岸田文雄内閣総理大臣及び斉藤鉄夫国土交通大臣が出席しました。
岸田内閣総理大臣は、祝辞の中で、「多くの海上保安官が、日本の海、日本の船を守っている。主権を守り抜く。これを正に、現場最前線で取り組んでいるのが、海上保安官である。」と述べ、「国際社会は、海を巡って様々な課題に直面している。これらの課題は、力ではなく、法やルールによって解決されなければならない。『法の支配する平和で安全な海』の実現が、地域の平和と繁栄に寄与する。」「今後とも、地球規模の課題に対して、海上保安庁が世界の海上保安機関を主導し、人類に貢献してほしい。」「多くの人達が、幹部海上保安官たる諸君の活躍を期待している。」と、初級幹部職員として全国各地の現場第一線に赴任する卒業生を激励しました。
また、斉藤国土交通大臣からも、「『正義仁愛』という崇高な精神を胸に、国民の期待に応え続け、そして、国民に寄り添うことができる海上保安官として大いに活躍されることを強く期待する。」との激励がありました。
謝辞を述べる卒業生
卒業証書授与
祝辞を述べる岸田内閣総理大臣
祝辞を述べる斉藤国土交通大臣
海上保安大学校卒業生と岸田内閣総理大臣及び斉藤国土交通大臣らによる記念撮影