海上保安庁は、令和3年11月16日から18日までの間、世界をつなぐ海の平和と安全を目指し、第2回世界海上保安機関実務者会合を開催しました。今回、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により初めてのオンライン開催となりましたが、世界中から史上最多となる98の海上保安機関等がバーチャルで大集合しました。この会合では、新型コロナウイルス感染症対策や新時代の海洋状況把握等に関する先進的な成功事例や経験が共有されたほか、海上保安分野におけるグローバルな人材育成、効果的な情報共有手法等について、活発な議論が行われました。拍手“ボタン"喝采の閉会後には、多くの参加者から初めての試みを成功に導いた日本に謝意が示され、これからはオンラインも活用した、海上保安機関間の連携強化の 有効性が確認されたことが成果の一つとなりました。
この会合によって、世界中の“The First Responders And Front-Line Actors”(海上で「最初に」「最前線で」活動する機関)である海上保安機関等の連携・協力の体制が強化されています。