海上保安レポート 2021

はじめに


TOPICS 海上保安の一年


特集 現場「第一線」


海上保安官の仕事


海上保安庁の任務・体制


■本編

1 治安の確保

2 生命を救う

3 青い海を守る

4 災害に備える

5 海を知る

6 海上交通の安全を守る

7 海をつなぐ


語句説明・索引


図表索引


資料編

海上保安官の仕事 > 輝く! 女性海上保安官
海上保安官の仕事
輝く! 女性海上保安官
女性活躍の近況

海上保安庁では、昭和54年から海上保安学校において女子学生の採用を開始し、令和2年4月1日現在、1,066人が在籍しており、全職員の7.4%となっています。管区海上保安本部の部長や課長、海上保安部の課長、巡視艇船長や機関長、パイロット、運用管制官等、さまざまな業務を遂行しています。

また、昨年に引き続き南極地域観測隊にも女性海上保安官が派遣され、3ヶ月間にわたり南極海の海底地形調査や潮汐の調査等を行いました。

巡視船船長
巡視船船長
南極地域観測
南極地域観測
女性活躍推進への取組
女性職員の生活空間の確保
  • ●陸上部署や巡視船等に女性専用の浴室、トイレ、洗濯室等を完備しています。
  • ●巡視船建造の際、女性諸室(浴室、トイレ、洗濯室)の家具や手すりの配置について、女性職員からの意見を参考に整備を進めています。
  • ●令和2年度は海上保安学校管制課程の第1期生が現場配属となりましたが、その半数は女性でした。各海上交通センターでは、女性施設の整備が進みました。
巡視船女性区画

巡視船女性区画

来島海上交通センター女性区画

来島海上交通センター女性区画

備讃瀬戸海上交通センター女性区画

備讃瀬戸海上交通センター女性区画

マタニティ服の導入

マタニティ職員も快適に仕事ができるようマタニティ服を平成30年4月から導入しました。妊娠後期から制服に替えて、着用することができます。

マタニティ服

マタニティ服

研修の実施

職員を対象としたライフワークバランス推進、働き方改革やハラスメントの防止に係る研修を実施しています。また、教育機関を卒業する学生を対象とした男女共同参画に関する研修も行っています。

研修の実施-1
研修の実施-2