令和2年のマリンレジャー（遊泳中、釣り中等）に関する海浜事故の事故者は845人であり、このうち、自力救助を含め625人が救助されました。

一方、マリンレジャー以外の海浜事故（散歩中の海中転落、自殺等）の事故者は896人であり、自殺を除いた464人のうち、自力救助を含め199人が救助されました。

令和2年の船舶事故（船舶の衝突、乗揚、転覆等）に伴う乗船中の事故（負傷、海中転落等）者は557人であり、自力救助を含め460人が救助されました。一方、船舶事故以外の乗船中の事故（負傷、海中転落、病気等）者は864人であり、自殺を除いた844人のうち、自力救助を含め664人が救助されました。

令和2年の船舶事故隻数は、1961隻であり、自力入港を含め1785隻が救助されました。

海上保安庁では、巡視船艇延べ3106隻、航空機延べ872機を出動させるなどして救助活動を行いました。

令和2年に海上保安庁が認知した事故人身事故2605人、船舶事故1961隻のうち、緊急通報用電話番号「118番」による通報（第一報）を行った件数は1906件であり、このうち1311件が携帯電話からの通報でした。