海上保安庁では、「第3期海洋基本計画」(平成30年5月 閣議決定)及び「我が国における海洋状況把握(MDA)の能力強化に向けた今後の取組方針」(平成30年5月 総合海洋政策本部決定)に基づく、様々な海洋情報の集約・共有・提供を行う海洋状況表示システム、愛称「海しる」の運用を平成31年の4月から開始しました。
海しるは、これまで海上保安庁が開発・運用を行ってきた「海洋台帳」をシステムの基盤として、新たに、地球全域を対象とする情報やリアルタイムの情報を掲載しています。
これら情報を地図上に同時に重ね合わせ表示することで、海上安全、自然災害対策、海洋環境保全、海洋産業振興といった様々な分野で利活用されることが期待されます。
今後は、海上保安庁はユーザーニーズを踏まえ、海しるの機能強化を行っていきます。
海洋状況表示システムは以下のURLから誰でも自由に利用可能です。https://www.msil.go.jp/