平成28年の事故船舶2,014隻のうち、要救助船舶は1,690隻でした。要救助船舶の中で、自力入港した302隻を除いた1,388隻のうち1,240隻が救助されました。
海上保安庁では、これらの船舶事故に対し、巡視船艇延べ1,910隻、航空機延べ322機を出動させ、1,239隻に対して救助活動を行いました。
また、平成28年の船舶事故以外の乗船中事故者は927人で、海浜事故の事故者は1,733人でした。事故者の中で、自殺や自力救助した902人を除いた1,758人のうち、1,003人が救助されました。
海上保安庁では、これらの事故に対しても、巡視船艇延べ1,353隻、航空機延べ531機を出動させ、1,251人に対して救助活動を行いました。
平成28年の事故船舶2,014隻のうち、緊急通報用電話番号「118番」による通報(第一報)を行った船舶は1,028隻であり、このうち818隻が携帯電話からの通報でした。
平成28年の船舶事故以外の乗船中の事故者及び海浜事故者数2,660人のうち、緊急通報用電話番号「118番」による通報(第一報)を行った者は760人おり、このうち365人が携帯電話からの通報でした。