海上保安レポート 2014

はじめに


TOPICS 海上保安の一年


特集 海上保安庁の精神 正義仁愛


海上保安庁の任務・体制


■本編

1 治安の確保

2 生命を救う

3 青い海を守る

4 災害に備える

CHAPTER I 事故災害対策
CHAPTER II 自然災害対策
Column Vol.07 東日本大震災による避難されている方々を応援!
Column Vol.08 南海トラフ巨大地震に伴う津波襲来時の初動措置に関する指針の策定

5 海を知る

6 交通の安全を守る

7 海をつなぐ


目指せ! 海上保安官


語句説明・索引


図表索引


資料編

4 災害に備える > Column Vol.08 南海トラフ巨大地震に伴う津波襲来時の初動措置に関する指針の策定
4 災害に備える
Column Vol.08
南海トラフ巨大地震に伴う津波襲来時の初動措置に関する指針の策定
第七管区海上保安本部

門司・若松海上保安部では、平成24年11月から南海トラフ巨大地震により津波が発生した際に想定される関門港及び周辺海域への影響や被害を基に、船舶の避難や海事関係者に対する情報伝達等の初動措置に関する指針(案)を作成しました。その後、管内の海事関係者と協議のうえ、津波対策を進め、平成25年10月8日に開催された関門港自然災害対策委員会で、「南海トラフ巨大地震に伴う津波襲来に対する避難・情報伝達等初動措置に関する関係機関との合同指針」が全会一致で承認されました。


図
◆津波による関門海峡の激流(イメージ)
◆津波による関門海峡の激流(イメージ)

関門港自然災害対策委員会

関門港における台風・地震・津波の襲来あるいは視界制限による船舶事故等の災害を未然に防止し、港内の安全確保に寄与することを目的に、平成17年5月に発足し、現在では、海事関係会社等(委員52機関)、官公署(特別委員20機関)で構成されている任意団体