第九管区海上保安本部と新潟海上保安部は、平成25年10月6日、東日本大震災の影響により新潟市に避難されている方々と一般市民の皆様に、綺麗な日本海を眺め、船上での楽しいひと時を過ごしていただきたいとの思いから、巡視船体験航海「がんばろう日本！！〜私たちは忘れない〜」を開催しました。

避難されている方々の招待は、平成23年から毎年実施しており、今回は、216名の方々をはじめ、公募により当選した市民の皆様など合計1,786名が新潟海上保安部巡視船えちごに乗船しました。

巡視船えちご体験航海の様子

当日は、避難されている児童の中から抽選で“1日海上保安官”を任命し、制服を着た可愛らしい1日海上保安官の「出港用意」の号令のもと、新潟市沖へと向かいました。船上では、福島県から避難されている方々へのメッセージを届けてくれた福島県復興シンボルキャラクターの“キビタン”や新潟県の“トッキッキ”そして、海上保安庁の“うみまる”も乗船し、子供たちを含む大勢の方々と記念撮影を行うなど大人気でした。また、制服を試着しての記念撮影を行うなど船上でのイベントを楽しんだほか、普段見慣れない沖合からの美しい新潟市の街並みを満喫されていました。