海上保安庁では、未曾有の被害をもたらした東日本大震災からの復旧・復興に向けた取組みを現在も続けています。
地元の第二管区海上保安本部では、潜水士による潜水捜索や警察等関係機関と連携した行方不明者捜索を実施しています。その結果、平成24年は8体のご遺体を発見しました。
また、被災地の復興に向け、インフラの復旧等も進められています。被災港湾における航行の安全を確保するため、海図の改版作業を続けているほか、灯台等の航路標識の復旧も進めています。この中でも、倒壊した大槌港灯台(岩手県上閉伊郡大槌町)は、復興のシンボルとして、一般公募によるデザインを基に建て替えられました。
海上保安庁は、今後とも、被災地の復旧・復興のための取組みを推進していきます。
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