海上保安レポート 2013

はじめに


TOPICS 海上保安の一年


特集 領海・EEZを守る海上保安庁


海上保安庁の任務・体制


■本編

1 治安の確保

2 生命を救う

3 青い海を守る

4 災害に備える

5 海を知る

6 交通の安全を守る

7 海をつなぐ


目指せ! 海上保安官


語句説明・索引


図表索引


資料編

6 交通の安全を守る > CHAPTER1 船舶海難の現況
6 交通の安全を守る
CHAPTER1 船舶海難の現況
平成24年の現況
船舶海難隻数

平成24年の船舶海難隻数は2,261隻であり、平成23年と比べ272隻減少しました。

これらの船舶海難を船舶種類別にみてみると、プレジャーボートが963隻(43%)で最も多く、次いで漁船が651隻(29%)、貨物船が322隻(14%)となっており、比較的小型の船舶によるものが、多くなっています。

さらに、事故種類別で見てみると、衝突が601隻(27%)で最も多く、次いで機関故障が380隻(17%)、乗揚が290隻(13%)となっています。


死者・行方不明者を伴う船舶海難隻数

平成24年の死者・行方不明者を伴う船舶海難隻数は46隻で、平成23年と比較すると14隻減少しました。事故種別では転覆が18隻(39%)、船舶種類別では漁船が32隻(70%)で最も多くなっています。


船舶海難の原因別発生状況

発生原因としては、人為的要因によるものが1,817隻で全体の80%を占めており、このうち、見張り不十分が445隻(20%)と最も多く、次いで機関取扱不良が316隻(14%)となっています。


■船舶海難隻数、死者・行方不明者を伴う船舶海難隻数及び海難による死者・行方不明者数の推移
船舶海難隻数、死者・行方不明者を伴う船舶海難隻数及び海難による死者・行方不明者数の推移
■平成24年の海難の原因別発生状況
平成24年の海難の原因別発生状況
 
船舶海難の状況
▲船舶海難の状況
■船舶種類別海難隻数
船舶種類別海難隻数