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4 青い海を護る
COLUMN Vol.06
「灯標」が伊勢湾再生に一役!第四管区海上保安本部 「灯浮標」ってご存知ですか? 「灯浮標」は海に浮かぶ標識で、航行する船舶に対して、航路や浅瀬等の存在を知らせる役割を果たしています。 愛知県知多半島沖に「伊勢湾第四号灯浮標」が設置されており、名古屋港や四日市港へ出入港するほとんどの船舶が、これを目印に船の針路を変えています。 平成22年2月8日、この灯浮標が観測機能付の浮体式灯標として新しく生まれ変わり、従来の航路標識としての機能に加え、風向・風速のほか、気温、波高、水温、流向・流速等の観測機能が備わりました。(写真参照) これら機能は、伊勢湾再生の取組みの一環として、伊勢湾の環境監視、修復のために必要なデータを収集する目的で付加されたものです。 設置者は、国土交通省中部地方整備局で、伊勢湾内では、このほか2か所(湾口部、湾奥部)に同様の灯標が設置されています。 海上保安庁が所管する航路標識を撤去し、当庁以外の機関が長期間標識を設置するのは今回が初めてであり、平成30年3月末までの約8年間、伊勢湾再生に向け様々なデータが24時間連続で収集されます。 各地点での観測結果は、リアルタイム情報としてホームページに掲載されています。海にお出かけの際には、気象海象の確認のため是非ご利用ください。 |