海上保安レポート 2011

はじめに


TOPICS 海上保安の一年


特集 新たな海洋立国に向かって


海上保安庁の任務・体制


■本編

1 治安の確保

2 領海等を守る

3 生命を救う

ChapterI 海難救助
ChapterII 沿岸域活動における安全推進
COLUMN Vol.05 救急搬送で島根県知事から感謝状!

4 青い海を護る

5 災害に備える

6 海を識る

7 交通の安全を守る

8 海を繋ぐ


目指せ! 海上保安官


語句説明・索引


図表索引


資料編


おわりに

3 生命を救う > COLUMN Vol.05 救急搬送で島根県知事から感謝状!
3 生命を救う
COLUMN Vol.05
救急搬送で島根県知事から感謝状!第八管区海上保安本部
美保航空基地長への感謝状贈呈
▲美保航空基地長への感謝状贈呈

第八管区海上保安本部では、昭和53年から島根県知事の要請を受け、管内の離島である島根県隠岐諸島から本土まで、航空機及び巡視船により救急患者の搬送業務を実施しています。

このうち美保航空基地では、発足した昭和53年4月に初めて救急患者を搬送して以来、平成22年9月6日で航空機による搬送者数の累計が400名となりました。また、境海上保安部では、航空機が飛行できない悪天候の際に巡視船による搬送業務を行い、28名の方を搬送しています。

この長年にわたる昼夜を問わない活動により、多くの隠岐諸島住民の人命が救われ、住民生活の安全に貢献したとして、平成22年10月12日、島根県知事から美保航空基地長及び境海上保安部長に感謝状が贈呈されました。

贈呈式後の懇談では、島根県知事からその多大な貢献に対する謝意を頂戴する一方、海上保安業務について更なるご理解とご協力をお願いすることができました。

美保航空基地及び境海上保安部では、今後も地域ニーズ及び国民の期待に応えるため、常日頃から操縦技術や救急救命措置に関する知識・技能の向上に努め、迅速・的確な救急患者の搬送を実施していきます。