平成11年10月22日、日本の海運会社が運航するパナマ籍貨物船「ALONDRA RAINBOW」号(総トン数約8千トン)がマラッカ・シンガポール海峡を航行中、ピストル、ナイフで武装した海賊にハイジャックされました。その後、日本人2名を含む乗組員17名は、同貨物船に監禁された後、救命ボートで解放され、11月9日全員無事保護されました。一方、「ALONDRA RAINBOW」号は、インド洋上を航行中のところをインド沿岸警備隊及びインド海軍に取り押さえられました。
海上保安庁は、巡視船及び航空機を派遣し、捜索活動を実施するとともに航行警報を発出し付近航行船舶に情報提供を実施しました。