▲巡視船体験航海における環境紙芝居

平成15年7月25日、横浜港（神奈川県）に浮かぶクルーズ船内で、一つのボランティアチームがうぶ声を上げました。

海洋環境保全啓発活動を実施するにあたり、「子供たちにわかりやすく、優しく、丁寧な活動を実施する手立ては無いものか…」。第三管区海上保安本部警備救難部環境防災課が知恵を絞った結果、係留保存帆船日本丸ボランティアのメンバーである斎藤孝氏率いる女性軍団に活動の手伝いをお願いしたところ、快く引き受けていただき、「未来に残そう青い海ボランティアチーム」が発足しました。

当初41人で発足した同チームは、平成20年7月で発足5周年を迎え、平成21年2月現在では65人が在籍し、活動回数も年間36回を数えるほどに成長しました。

活動内容も、管区海上保安本部や海上保安部署が実施する海洋環境保全活動に参加して環境紙芝居やミニ制服記念撮影等を実施したり、海洋環境保全に関する知識を習得するために会員を対象に年2回の講習会を開催したりと、積極的かつ多彩なものとなっています。

活動にあたっては、女性特有の優しさと丁寧さで接してくれるので、子供たちに大変人気があり、素晴らしい活動となっています。