▲美保関灯台 |
現役灯台初の有形文化財登録
〜美保関灯台〜
平成19年6月15日、文化審議会文化財分科会(石澤良昭会長)において、美保関灯台(島根県)と隣接する旧吏員退息所主屋(かつての灯台守の宿泊施設で、現在はビュッフェとして使用。)などの関連建築物を国の登録有形文化財として登録するよう答申され、同年10月2日、登録されました。美保関灯台は島根半島の東端にある白色円形石造りの灯台で、外壁に地元産の森山石が使われているのが特徴です。明治31年(1898年)の初点灯以来、1世紀以上にわたり沖行く船を見守っており、地域のシンボルとしても親しまれています。
美保関灯台のほかにも、明治期に築造され未だ現役の灯台は数多くあります。海上保安庁では、歴史的・文化的価値のある灯台の保全に取組んでいます。