海上保安レポート 2008

●はじめに


特集1 海上保安庁 激動の10年

特集2 海洋基本法を見据えた海上保安庁の取組み〜新たな海洋立国の実現に向けて〜

1.体制を充実させて

2.海洋調査により海を拓く

2.大規模海難ゼロに向けて

特集3 海上保安庁のあゆみ


海上保安庁の任務・体制


■本編

治安の確保

生命を救う

青い海を護る

災害に備える

海を識る

航海を支える

コラム
現役灯台初の有形文化財登録
〜美保関灯台〜

海を繋ぐ


目指すは海上保安官


語句説明・索引


図表索引


資料編


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航海を支える

コラム
美保関灯台
▲美保関灯台
現役灯台初の有形文化財登録 〜美保関灯台〜
  平成19年6月15日、文化審議会文化財分科会(石澤良昭会長)において、美保関灯台(島根県)と隣接する旧吏員退息所主屋(かつての灯台守の宿泊施設で、現在はビュッフェとして使用。)などの関連建築物を国の登録有形文化財として登録するよう答申され、同年10月2日、登録されました。
 美保関灯台は島根半島の東端にある白色円形石造りの灯台で、外壁に地元産の森山石が使われているのが特徴です。明治31年(1898年)の初点灯以来、1世紀以上にわたり沖行く船を見守っており、地域のシンボルとしても親しまれています。
 美保関灯台のほかにも、明治期に築造され未だ現役の灯台は数多くあります。海上保安庁では、歴史的・文化的価値のある灯台の保全に取組んでいます。