平成17年11月20日、佐世保海上保安部（長崎県）巡視船「あまみ」の芦刈宣彦通信士補（26）は、大阪市で行われた第6回ジャパンオープンベンチプレス選手権の男子52kg級に出場し130キロを挙げ日本新記録で優勝しました。
　芦刈通信士補は、身長162cm、体重52kgと、海上保安官の中でも小柄ですが、小柄ゆえのパワー不足を補うため、高校時代から筋力トレーニングを始めました。
　「継続は力なり」
　「自分で限界をつくらない」
この2つをモットーに
　「トレーニングを続ければ記録はどこまでも伸びる」
と自分にオマジナイをかけトレーニングに励んだことが効果絶大でした。
　現在も、「あまみ」乗船中は、腹筋・背筋・懸垂・腕立て伏せをして筋力を鍛えており、休日にはフィットネスクラブに通いトレーニングをしています。
　ベンチプレスという競技は、40代の日本記録保持者もおり、選手寿命も長く、生涯スポーツとしても最適であるとのこと。
　本人曰く、これからも「記録更新」を目標にトレーニングを続けていくそうです。

▲ベンチプレス選手権の様子

▲「あまみ」の前で賞状を示す芦刈通信士補