先輩の声

海洋科学課程

「娘に「かっこいい」と思ってもらえる海上保安官になりたい」

出身地
大阪府
卒業高校
京都橘大学
休日の過ごし方
外出や学内のランニング

海洋科学課程

海の安全を確保するために必要な海洋データを収集・解析するための基礎を習得します。
水路測量や海象についても学びます。

測量実習を通し“団体”の強さを実感

ドラマで観て憧れ、海上保安官を目指しました。実は一度、年齢制限オーバーで入学を諦めた過去があります。しかし受験資格が延長されたことで、再度挑戦できました。まだ幼い娘や家族も応援してくれています。
今は念願の海上保安学校で、測深・測量成果を海図に反映する方法などを学んでいます。測量実習では、学校前の海域で実際に水深を測り、データを処理して、海図に記載するまでを行います。大変ですが、実践的でとてもやりがいがあります。こういった実習や学校生活を通し、実作業は1人では何もできないということに気づかされました。チームで行うからこそ、船を出し、データを処理して、まとめることができるのです。“団体”の強みを改めて知りました。
部活動では端艇部に所属し、体力錬成に力を注いでいます。私は少し筋力が足りないので、ほぼ毎日トレーニングやランニングを行っています。いずれ乗る測量船での作業は、かなり体力が必要だと聞いています。その日を夢見て日々がんばっています。
保安学校は、「海上保安官になりたい」という同じ目標を持った仲間が集まっているので、すべてが楽しいです。訓練が苦しいときは逃げたくなることもありますが、互いに励まし合って乗り越え、心身ともに強く成長できます。そう感じられるところが魅力です。

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