先輩の声
航空課程
「海上保安庁のパイロット増加に貢献したい」
- 出身地
- 福岡県
- 卒業高校
- 京都大学
- 休日の過ごし方
- 同期と外食、ゲーム、1日寝る
航空課程
空から海を守る海上保安官(パイロット)を育てる課程です。パイロットとして必要な基礎学力(物理・数学・英語)をはじめ、海上保安官として必要な知識や技能を学びます。
空からも国を守れるよう授業や訓練に邁進
もともと旅客機のパイロット志望で、大学卒業後の進路先として航空会社を考えていましたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で採用枠が減り諦めました。ほかにパイロットを目指せる道はないかと探していたときに目に留まったのが、海上保安学校でした。
私はヘリコプターのパイロットになることが決まっており、本格的な訓練は来年以降、宮城分校で行われます。現在は基礎課程として、法律の勉強や逮捕術の習得、体力錬成など、ほかの課程同様、海上保安官の任務を遂行するために必要な知識や技術を学んでいます。中には水泳、制圧、拳銃の扱いなど、これまで接したことのない内容を学ぶ授業もあります。座学に比べると体力的にも精神的にも大変なものばかりですが、できなかったことが訓練を重ねることでできるようになるのが嬉しく、好きな授業です。
海上保安庁におけるパイロットという職業は、まだまだ知名度が低いと感じています。だからこそ、「あんなパイロットになりたい」と思ってもらえる保安官になり、海上保安庁のパイロットを増やすきっかけになりたい。特にパイロットを目指す女性の憧れとなる存在になれたらいいなと思っています。
海だけでなく空からも国を守れるように、これからの訓練に臨みたいです。