先輩の声
管制課程
「英語で伝える能力が少しずつ身についています」
- 出身地
- 大阪府
- 卒業高校
- 近畿大学
- 休日の過ごし方
- 映画・動画鑑賞
管制課程
船の安全運航に必要な情報を提供し、交通整理を行う海の管制官を育てる課程です。
英語、無線通信、船の構造などに関する基礎を学びます。
運用管制官として陸上から航海を支えたい
父が海上保安官ということもあり、海上保安庁の仕事について調べたところ、ちょうど運用管制官を養成する管制課程が新設されたことを知りました。運用管制官は、陸上から船に対して様々な情報を提供することで、事故を未然に防ぐ仕事です。その意義の大きさに魅力を感じ志望しました。
現在は現場での業務を想定し、シミュレータを使用した実習を行っています。モニターで船の行動を監視し、島に接近する状況や船同士が衝突しそうな状況などで、事態を回避するにはどのような情報を提供すべきか学んでいます。情報提供先には外国船も含まれるため、英語を聞きとり、伝えたい内容を英語でわかりやすく話す能力も必要です。授業で学んだおかげで、少しずつ身についていると思います。
実習の授業で実際に小型船に乗ることもあります。自分で運転し、離着岸したり決められたコースを走ったりします。運転自体が楽しく、一番好きな授業です。試験に合格できれば一級小型船舶操縦士の免許を取得することができます。
将来は様々な現場を見て経験をたくさん積みたいです。そして船が安全に航行できるように、早く危険を察知し必要な情報を提供できる運用管制官になりたいと考えています。