一般課程　主計コース

船内において経理や調理を担当する海上保安官（主計士）を育てるコースです。
総務、経理補給業務および調理などに関する基礎を学びます。

現場で経験を磨き本庁へ！夢に向け“今”をがんばる

伯父が海上保安官ということもあり、日本の海を守る海上保安庁の仕事に強い憧れを持っていました。実は高校卒業後に一度本校を受験したのですが、不合格で、そのときは消防官の道に進みました。消防官も非常にやりがいのある仕事でしたが、海上保安官の夢を諦めたことが自分の中で尾を引き、また、海上保安官として地域社会、ひいては国に貢献したいという気持ちが募り、再受験ののち入学しました。
現在は刑法、刑事訴訟法、海上警察、救難防災、海上環境など海上保安官に必要な知識を習得するほか、主計科職員として、船舶衛生や食品学、栄養学など調理に必要な知識を学んでいます。特に興味があるのは刑法、刑事訴訟法、犯罪捜査の授業です。奥が深く、学べば学ぶほど面白さが増します。制圧の授業も好きです。心・技・体を鍛えられます。
授業以外では、上品な社会人になれるよう素養を磨くことに力を入れています。外見を美しく整えることで自己肯定感が上がり、仕事に対して積極的になれます。アイロンがけや靴磨き、言葉遣いを意識した生活を実践しています。
卒業後は特修科に進み、機動救難士として現場の第一線で働き、いずれは救難の分野で本庁勤務というのが目標です。夢で終わらせないよう“今”をがんばります。