先輩の声
航空機職員(整備)
「環境の変化を楽しむことができ、新しい刺激に溢れた職場です!」
- 出身地
- 愛知県豊橋市出身
有資格者採用に必要な資格はどのように取得しましたか。
高校卒業後、航空専門学校(3年制)で二等航空整備士(飛行機・ピストン機)を取得しました。
入庁前の仕事を教えてください。
民間航空会社整備士、計測器メーカーの製造及び購買業務、新幹線保守用車両の電気機器整備、浜名湖銘菓売店で接客販売、民間航空会社整備管理業務、カフェ店員、公務員非常勤職員など、今まで様々な職種を経験しました。
海上保安庁に入庁しようと思ったきっかけを教えてください。
きっかけは
① 三河港の海フェスタで巡視船みずほ体験航海に乗船して格納庫と船内を見学し、船の上から機体を飛ばすという刺激的な職場環境に興味を持ったこと。
② 海上保安庁の整備士は航空機の整備作業だけではなく、フライト業務や整備管理業務、物品の購入や役務の契約業務など多岐にわたる業務を経験できる事と数年毎に転勤が可能な環境が、飽き性である自身の性格と今までのライフスタイルに合うと感じたこと。
③ 一等航空整備士の国家資格が取得可能な職場環境であること。
です。
入庁前に心配だったことは何ですか。また、実際に入庁してみて、感じたこと/思ったことについて教えてください。
海上保安庁は運動神経抜群で体力に自信のある人の集団という職場イメージが強く、私は体力や泳力もごく普通でしたので、仕事を続けていけるか不安でした。しかしながら、門司分校での体力錬成、現場配属後の日常業務や訓練等でも体力的にごく普通の私でも不自由なくこなせています。
また、海上保安庁は専門的な業務が多いため、30歳以降の入庁で務まるのか不安でした。実際に入庁してみると、門司分校で関係法令や海上保安業務の基礎を身につけますし、現場配属後は突発的な事案等に臨機応変に対応する能力は、人生経験や社会人経験が豊富な方こそ向いている職場だと感じました。
入庁後のキャリアパスと業務内容を教えてください。
- 平成29年7月
- 門司分校入校
- 平成29年12月
- 巡視船りゅうきゅう 整備士補
〈業務内容〉
搭載ヘリコプターS76Dの機体整備業務と航空機に搭乗しての警備救難業務、尖閣海域の海上警備、法令取締、船の運航に必要な業務(入出港作業、船体整備作業)など - 令和4年4月
- 広島航空基地 整備員
〈業務内容〉
配属ヘリコプターAW139、S76Dの機体整備業務、航空機整備に関する事務作業(部品管理、技術文書管理等)
航空機に搭乗しての警備救難業務、航空基地の当直業務 - 令和4年10月
- 広島航空基地 整備士
- 令和5年6月
- 一等航空整備士(回転翼)シコルスキー式S-76型 取得
今まで経験した海上保安業務で印象に残っていることは何ですか。
海上保安庁で保有する回転翼航空機(ヘリコプター)の一等航空整備士の国家資格を取得したことです。
私は専門学校で固定翼のライセンスを取得していたため、回転翼の航空力学から勉強を始めることになりました。海上保安庁では業務と並行して国家資格を取得できる環境が整っていますので、知識と経験豊富な上司や先輩方に指導頂けたお陰で、難しい資格を取得する事が出来ました。今後は得た知識を後輩へ伝えていけるよう、日々精進していきます。
前職の経験や資格は海上保安業務のどのような場面で生かされていますか。
航空機部品の領収検査時の部品管理に関する知識や、航空局との対応経験、一般事務で経験した電話対応やメールのやり取り、接客業で培った対人コミュニケーションなど、面識のない他部署担当者との業務のやり取りのときに生きていると感じます。
有資格者採用を検討している方へメッセージをお願いします。
海上保安庁は船艇勤務や陸上勤務もあり環境の変化を楽しめる職場です。
常に新しい刺激に溢れているため、臨機応変な対応能力も身につきます。
あなたの持っている資格と今までの社会人経験を生かし、更なるご自身のスキルアップに海上保安庁を目指してみてはいかがでしょうか?
一緒に海上保安庁で働きましょう!!