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航空機職員(航空通信)

先輩の声

航空機職員(航空通信)

「航空通信士として人命救助の最前線に!」

出身地
福岡県久留米市出身

有資格者採用に必要な資格はどのように取得しましたか。

前職在職中に休憩時間や休日を活用し、独学で取得しました。

入庁前の仕事を教えてください。

航空自衛隊で航空機の運用に関係する業務を行っていました。

海上保安庁に入庁しようと思ったきっかけを教えてください。

新しいことに挑戦しようと考えていた時に、海上保安庁で前職で培った知識、経験を活かせるのではないかと思ったことがきっかけです。

入庁前に心配だったことは何ですか。また、実際に入庁してみて、感じたこと/思ったことについて教えてください。

年齢も30代後半だったため、若い時のように新しい組織になじんでいけるかという不安や船や海が主役の世界で、海に関して知識のない自分がやっていけるのかということが心配でした。
しかし海上保安庁に入ってみると、航空の分野も船の分野と同様に海上保安庁で重要視されていることが分かり、安心したことを覚えています。

入庁後のキャリアパスと業務内容を教えてください。

入庁後、鹿児島航空基地で通信員として勤務しています。現在の主な業務は航空機に搭乗し、機体に搭載されている無線機器等を使用した捜索や、航空機、航空基地に装備されている無線機器の維持管理を行っています。また、今後航空基地に限らずヘリコプター搭載型巡視船に配属されることもありますので、海の上でも航空通信士として活躍することができます。

今まで経験した海上保安業務で印象に残っていることは何ですか。

屋久島から鹿児島空港へ新生児の急患搬送を実施した事案です。一刻を争う状況で、病院に搬送され無事が確認できたときに一安心し、そういった場面に携われたことにやりがいを感じました。

前職の経験や資格は海上保安業務のどのような場面で生かされていますか。

航空機の運用に携わっていた経験から上空での航空機の動きや管制のやりとりが理解でき、無線業務がより行いやすくなっていると思います。

有資格者採用を検討している方へメッセージをお願いします。

新しい世界に踏み出すことは不安が大きいと思いますが、踏み出すことで人命救助の現場に携われることができ、今まで知ることのできなかった自分を発見することができるのではないかと思います。皆さんと業務を共に行える日をお待ちしております。

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