先輩の声
無線従事者(通信・技術)
「前職の無線や情報処理の知識が十分に活かすことができました」
- 出身地
- 沖縄県糸満市出身
有資格者採用に必要な資格はどのように取得しましたか。
沖縄県立沖縄水産高等学校専攻科の無線通信科へ通い、第一級陸上無線技術士及び第三級海上無線通信士の資格を取得しました。
入庁前の仕事を教えてください。
国土交通省の航空管制技術官として、航空保安無線施設や航空管制情報処理システムの運用・保守・整備を行っていました。
海上保安庁に入庁しようと思ったきっかけを教えてください。
保有する資格を活かし、地元(沖縄)で海上保安業務に従事したいと思ったからです。
入庁前に心配だったことは何ですか。また、実際に入庁してみて、感じたこと/思ったことについて教えてください。
これまでデスクワークが主な仕事であったため、体力の衰えが心配でしたが、働いている内に自然と体力はついていったと感じています。
ロープワーク等も心配でしたが、巡視船で乗組員として働いている内にできるようになっていきました。
また、前職の無線や情報処理の知識が十分に活かせる職場だと感じています。
入庁後のキャリアパスと業務内容を教えてください。
門司分校を修了し、初めにPS型巡視船に配属され通信士補として1年間乗船しました。巡視船に搭載してある無線機器やパソコン類の運用・保守・管理が主な業務内容でした。
現場配属2年目の現在は、第十一管区海上保安本部情報通信課の情報通信システム管理センターで陸上職員として勤務し、パソコントラブルの対応や映像伝送等を行っています。
今まで経験した海上保安業務で印象に残っていることは何ですか。
事案が発生したとき、関係各所に映像を伝送するためあらゆる機器や知識を駆使し、目的先へ伝送したことが印象に残っています。
また巡視船で勤務していた時は、外国籍船舶に対し英語でコミュニケーションを取ったことが印象に残っています。
業務を通じて、自分の自信にも繋がっています。
前職の経験や資格は海上保安業務のどのような場面で生かされていますか。
無線施設に不具合が発生したときは、多くの測定器を使用して障害の原因を探りますが、その測定器の扱い等について、前職の経験からある程度把握しているため、時間をかけずに不具合の対応ができます。
パソコン関係でトラブルが発生したときも、ハード、ソフト又はネットワークのどこが問題なのか、切り分けて原因究明を行うためトラブルシュートを実施しますが、こちらも前職の知識が十分に活かせていると感じています。
有資格者採用を検討している方へメッセージをお願いします。
海上保安庁には、多くの職種がありますが、どの職種でも前職の資格や知識を十分に活かし発揮できる機会がありますので、ぜひチャレンジしてみてください。
前のページへ戻る