卒業生の声
2014年本科第一群(航海)卒業
羽田特殊救難基地 隊長
- 出身地
- 神奈川県
- 卒業高校
- 秦野高等学校
- 休日の過ごし方
- 家族とショッピング
チームの結束力で特殊海難に対応
得意の水泳を生かせる職業に就きたいと思い選んだのが海上保安官への道。大学校で学ぶうちに、さらにスペシャリストとして人の役に立ちたいと思うようになり、卒業後に潜水士となり、さらに選抜され特殊救難隊に配属となりました。
特殊救難隊は、危険物を積んだ船の火災消火、転覆、沈没した船内からの人命救助、ヘリコプターからの降下、吊り上げ救助など、特殊な海難に対応する専門部隊です。
足元が安定せず、潮流や天候などの影響を受ける海難への対応は、生死を分けるようなシビアな状況が数多くあります。水深60mに沈んだ沈没船の捜索の際には潮流の速さに恐怖を感じたことも。自分の命を守りつつ、迅速に任務を行うにはチームワークと信頼関係が重要です。寮生活や部活動で得た仲間との絆や精神は現場でも大切にしています。