先輩の声

本科第3学年

出身地
東京都
卒業高校
東京都立小金井北高等学校
学年及び群専攻
本科第3学年 機関科
休日の過ごし方
同期と一緒にカラオケや銭湯に行きリフレッシュしています。

海上保安大学校を受験したきっかけについて教えてください。

幼い頃から公安職に憧れを持っており、高校生の頃に海上保安官という職業を知ってから、海上自衛官である父親の影響も受け、海上保安官になり日本の海を守りたいと思ったのがきっかけです。

海上保安大学校受験のために、どんな対策をしましたか。

学科試験(数学、英語)は高校の授業や模擬試験を中心に勉強し、過去問を繰り返し解きました。また、基礎能力試験は過去問集を中心に毎日解くことで感覚を身に付けました。

海上保安大学校に入学する前の気持ちを教えてください。

家族と離れ、経験したことのない寮生活を送ることに不安を感じていたのと同時に、新しい生活環境、将来に直結する授業や訓練を受けられることにワクワクする気持ちもありました。

入学後の感想を教えてください。

入学して正解だったなと素直に感じました。志を共にし、切磋琢磨する仲間と共に生活を送ることで、日々成長を感じることができます。また、今まで自分を支えてくれていた両親への感謝の気持ちを強く感じました。

毎日の生活の楽しいと思うことや達成感を感じたことなど、具体的なエピソードを教えてください。

毎日の生活で楽しいことは、上級生や同期、下級生との会話です。その日の出来事や、他の学年が現在学んでいることについて話しをすることで新たな発見をすることができるからです。
また達成感を感じたことは、2学年の遠泳訓練で周りと声をかけ合いながら数時間かけて5海里(約9.3キロメートル)を泳ぎきったことです。

興味深い/面白い授業を教えてください。

国際政治と国際紛争論の授業を興味深いと感じました。この授業では、日本と周辺国の関係性の歴史及び現状を学び、今の海上保安庁がどのように立ち回るべきかについて考えることとなります。
また、機関科として、船の機関の構造や仕組みについて詳しく学べる授業もあり楽しく学ぶことができます。

本大学校ならではできる経験を教えてください。

海上保安大学校では練習船を使用した乗船実習が行われます。同期と共に長期間練習船に乗り、海上保安官、船乗りに必要な知識や技術を学ぶことができます。慣れない船上生活に辛いと感じることも多くありますが、人としても成長することができます。また、日々厳しい訓練や実習を同期と共に乗り越えることで、同期とは家族のようなかけがえのない関係になることができます。

入学して、成長したことについて教えてください。

親元で生活している間は、洗濯や掃除、アイロンがけなど母に頼りきりでしたが、寮生活をするにあたり、自分のことは自分ですることができるようになりました。また、グループの中で自分の考えをメンバーにしっかりと意思表示する力がついたなと感じています。

どんな海上保安官になりたいですか。今の目標を教えてください。

リーダーシップを発揮し、部下や地域の方々から信頼される海上保安官になりたいです。本校に入学したからには自身のことだけで無く広い視野をもち周りの人間、海上保安庁の未来についてまで考えられる人材に慣れるようがんばります。

受験生へのメッセージをお願いします。

受験勉強や日々の生活において、何かを選択する場面に直面したときは自分にとって厳しい方を選んでみてください。その結果、失敗し、不甲斐ない思いを沢山することもあるかもしれません。しかし、その失敗や悔しい気持ちが自分を成長させることに海上保安大学校へ入学して気付くことができました。反対に楽な選択をして成功することはあっても、結果に満足するだけで終わってしまいます。海上保安大学校では意思決定を求められる機会が多く、成長する機会が沢山与えられます。また、悩んだときは支えてくれる同期がいるので心配ありません。皆さんの入学をお待ちしております。

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