先輩の声

第三群(情報通信)

「自らの成長が将来人の役に立つと思えるのが嬉しい」

出身地
愛知県
卒業高校
愛知工業大学名電高等学校
学年及び群専攻
本科4学年第三群(情報通信)
休日の過ごし方
ライフセービング、映画館に行く、ゆっくりする

本科第三群(情報通信)

情報理論、電子回路、通信システム、電磁波工学、通信工学実験などを学び、航空無線通信士、第三級海上無線通信士の資格を取得できます。

航空通信士として空で人命を守りたい

小学生の頃から、消防士や救急隊員といった人の命を救う職業に憧れていました。そんなとき、映画で海上保安官という職業を知りました。海が好きな私の働く場は「ここにしかない!」と、海上保安官になることを心に決めました。
現在は、第三群に所属し、海上保安官として必要な通信・情報管理のほか、犯罪捜査に必要な法律、海難救助のための理論などの専門分野も学ぶなど、航空通信士になる目標に向かって日々邁進しています。
また、寮生活をはじめとする大小様々な組織で成り立つ大学校での生活を通じて、組織運営のあり方を実地で学んでいます。その中で、熱意や経験、性格が異なる仲間を一つの同じ方向に導くことの難しさを痛感するとともに、どのように円滑に組織を運営していくべきかを考える日々です。
一見すると、ひたすら厳しく、面白みのない学生生活のように思われるかもしれません。しかし、これまで、寮での仲間との共同生活や部活動など、楽しい経験もたくさんしてきました。私は同期とともにライフセービングクラブを立ち上げ、その過程で仲間の大切さを知ることができました。人命救助について経験を高めていけるだけでなく、同期や後輩と海で泳いだり、ボートに乗って練習したりと純粋に楽しく過ごしています。
そんなメリハリのある生活の中で、自らの成長が将来世のため人のためになることを実感できるのが、海上保安大学校の魅力なのだと思います。

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