テレワーク ~「働く」を工夫する~

本庁総務部人事課人事企画調整官

海上保安庁でも、テレワークを導入しており、働き方の選択肢が広がっています。
当庁には、現場に赴いての事件・事故対応をはじめとした多種多様な業務があり、巡視船艇・航空機・陸上部署など様々な勤務体制があることから、すべての職場・職員が可能というわけではありませんが、本庁・管区本部などの陸上部署では、交代で在宅勤務もできる環境になっています。

テレワークを活用することで、これまで通勤に要していた時間の有効活用(自己啓発・趣味や育児など)、単身赴任や介護等定期的に帰省する職員が、休暇と組み合わせて帰省して家族と過ごす時間を長くするなど、個々のライフに応じた働き方もできます。
私は令和4年4月から本庁勤務となり、単身赴任中です。妻と子供2人とは離れて生活しています。1~1ヶ月半に1回の頻度で休暇を取得し、土日+α日を鹿児島に住む家族と過ごしています。
また、休暇だけでなく、帰省先でテレワークをすることで、家族と過ごすことができる時間を増やすこともできます。
海上保安官にとって転居を伴う転勤はつきもので、私も海上保安大学校入学とともに地元(香川)を離れ、これまで様々な土地で暮らし、仕事をしてきました。
巡視船艇勤務と本庁・管区本部などの陸上勤務を繰り返し、勤務地が変わることで「ワーク」は変わりますが、これと並行して結婚・子供の成長・趣味やその仲間など自分や家族の「ライフ」も変化しています。

ライフステージが変化する中で、今回は初めて単身赴任を選択しました。さびしさはありますが、働き方を工夫することで定期的に家族と過ごす時間を持てており、日々仕事する中で「少し先にある楽しみ」になっています。
「職員やその家族の「ライフ」も意識しながら働く・働いてもらう」
これからも仕事を続ける中で、意識していきたいと思います。

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