近年、ドローンの普及とともに、上空から地上の映像を撮影する、いわゆる空撮がブームとなるなど、さまざまな場面においてドローンの利活用が進み、注目が高まっています。

このような中、海上保安庁においても業務への活用を進めるべく、全国の管区海上保安本部等に対し、令和2年度にドローンの本格導入を行いました。

導入したドローンについては、魅力的な広報映像の撮影や人では目視がしづらい箇所の施設点検をはじめ、海上の、特に沿岸部における捜索や災害時の状況調査等といったさまざまな業務に活用していくこととしています。もちろん、職員への安全指導や操縦訓練等の研修を行い、ドローンの安全飛行への取組を実施しております。

海上保安庁では、引き続き、ドローンを積極的に活用し、海上保安業務の一層の高度化・効率化を進め、国民の皆様の安全・安心に貢献していきます。