海上保安レポート 2014

はじめに


TOPICS 海上保安の一年


特集 海上保安庁の精神 正義仁愛


海上保安庁の任務・体制


■本編

1 治安の確保

2 生命を救う

3 青い海を守る

4 災害に備える

5 海を知る

6 交通の安全を守る

7 海をつなぐ


目指せ! 海上保安官


語句説明・索引


図表索引


資料編

目指せ! 海上保安官 > 様々な場で活躍する!
目指せ! 海上保安官
様々な場で活躍する!
国際捜査官
国際捜査官

外国語(ロシア語、中国語、韓国語等)を駆使して外国人犯罪の捜査を行うスペシャリストです。通訳や翻訳を担当するだけでなく、自らが外国語による取調べや立入検査も行います。全国の海上保安官のうち、希望と適正によって、「語学研修」に選抜され、各外国語の研修を終了した者が、「国際捜査官」として、専攻した外国語に応じた勤務先で活躍することになります。


外交官
外交官

海上保安官には、大使館や国際機関などの在外機関に外交官等として出向する機会があります。

出向先の例としては、ロシア・中国・韓国等の近隣の国々に加え、東南アジア諸国や欧米等もあります。


火山調査官
火山調査官

平成25年11月から続く小笠原諸島の西之島の噴火活動について、海上保安庁の調査結果を取りまとめ、広報などの対応を行うのは、本庁海洋情報部に所属する火山調査官です。

火山調査官は、海底火山などの海域における火山現象に関する調査や観測の企画・立案を行い、航空機や測量船により得た地磁気や海底地形等のデータの分析結果を取りまとめています。これらの情報は防災関係機関に提供することにより、航行船舶や住民の安全確保に役立っています。

他機関との人事交流
◆他機関への出向状況(平成26年4月1日現在)
◆他機関への出向状況(平成26年4月1日現在)

多様化する海上保安業務に対応するためには、国内外の関係機関との連携は極めて重要です。海上保安庁では、関係機関との人事交流を推進し、広い見識を備えた海上保安官の育成に努めるほか、さらなる関係機関との連携強化を進めています。