第一管区海上保安本部では、海上保安庁及び118番の認知度向上を図るため、様々な手法でPRを行っています。

令和元年度は、人口190万人を超える北海道の最大都市「札幌市」に狙いを定め、幅広い世代に効率的に周知を行うため、公共交通機関を利用したPR作戦を展開しました。

第1弾として、札幌市営地下鉄の駅の中でも特に利用客の多い主要15駅に「118番」周知ポスターを掲示しました。ポスターを掲示するためには、札幌市に申請を行い、厳正なる審査と抽選を経なければなりませんが、倍率3倍の中を見事に当選し、地下鉄利用者に「118番」をアピールしました。

第2弾として、札幌市の中心部を循環運行している札幌市電（路面電車）の広告スペースを独占使用する広告ジャックを実施しました。約1か月にわたり、2種類の車両を当庁のポスターやステッカーで埋め尽くし、札幌市民のみならず観光客にも広く当庁のアピールを行いました。

当管区では、これからも多くの方の注目が集まるようなPRを企画して、当庁の認知度向上に努めるとともに、118番のさらなる浸透につなげていきます。

札幌市電をジャックした海上保安庁

海上保安庁のポスターで埋めつくされる車内