平成29年10月28日、海上保安大学校前面水域の特設コース（距離1,000メートル、男子往復、女子往路のみ）において、「第63回西日本新人カッター競技大会」が開催されました。

この競技大会は、昭和30年11月から毎年、カッター連盟に加盟する西日本地区を中心とする大学校、高等専門学校が出場しています。

今大会においては、西日本各地から男子6校、女子8校の新人クルーが集まり、海保大からも男女各1艇（男子学生14名、女子学生8名）が参加しました。

各校とも日ごろの練習の成果を発揮すべく、呼吸を合わせて懸命にオールを漕ぎ、速さを競い合いました。

選手の気迫こもる掛け声や、岸壁からの応援団エール、観客の声援、白熱したレースが展開されました。

海保大新人クルーは、4ヶ月間の厳しい練習を重ね、漕艇技術の練成に励んできました。

結果、男子レース・優勝、女子レース・優勝という輝かしい功績を残すことができました。

大会アベック優勝は2年ぶり3回目であり、女子新人クルーは3連覇を達成しました。

男子新人クルーの艇指揮（2学年）は、「毎日、クルーと真正面から向き合い、私自身も大きく成長することができた。」、女子新人クルー（1学年）は、「練習中は、辛いことも多かったですが、クルー全員が、笑顔でゴールできて本当によかったです。」と大会コメントがありました。