COLUMN Vol.05
災害時の防災拠点「海上保安試験研究センター」 海上保安試験研究センター
災害時の防災拠点「海上保安試験研究センター」 海上保安試験研究センター
海上保安試験研究センターは、「海上保安業務に関する機器・施設に関する試験研究」や「全国の海上犯罪現場から送られてくる証拠品の科学的分析鑑定」を実施する機関であり、その施設は東京都立川市の広域防災基地の一角に立地しています。
同センターは、首都圏で大規模災害が発生し、政府の緊急災害対策本部が立川広域防災基地に設置された場合や、霞が関の海上保安庁庁舎が被災した場合に、海上保安庁の災害活動拠点として機能します。また、羽田航空基地が被災した場合の代替施設の一つとしての役割も担っています。
このため、同センターの施設内には、防災指令室、通信施設、ヘリコプター駐機場、燃料補給施設等の諸設備を有するとともに、災害応急対応等の業務継続にあたる職員が3日間活動するための水、食料、就寝道具等が常備しています。
このように、海上保安庁では、災害発生時においても、海上保安業務を継続させることができるよう、万全な体制を確保しています。
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