Column Vol.08
新型コロナウイルス感染症感染拡大に伴う管区等の取組
第二管区海上保安本部・海上保安学校
新型コロナウイルス感染症感染拡大に伴う管区等の取組
第二管区海上保安本部・海上保安学校
「貢献したい!」市民に届いた学生の思い
新型コロナウイルス感染症感染拡大下において、献血協力者が激減した4月、血液不足の危機と知り、海上保安学校では臨時に集団献血を行いました。「こんな時だからこそ貢献したい」と、過去最大の103名の学生・教職員が協力。センターの広報で翌朝、「皆さんの力になりたい」などの学生らのコメントが新聞各紙に掲載され、市民の皆さんから「ありがとう、学生達も頑張れ」と激励の電話をいただきました。「学生を外出させないで」など、学校にかかってくる電話が、不安から感謝や賞賛に変わった出来事です。
当庁初!新型コロナウイルス感染症による職員への心理的影響を調査
第二管区海上保安本部では、新型コロナウイルス感染症の感染防止対策の一環として、新型コロナウイルス感染症による職員への心理的な影響を把握し、必要に応じ職場環境等の改善を図るため、臨床心理士の資格を持つ厚生課健康安全対策官を中心に、第二管区海上保安本部心の健康対策アドバイザ−(大学教授)のアドバイスも受けながら、第二管区海上保安本部独自のアンケート調査を全職員対象に実施しました。
調査の結果は、全ての職員の回答が得られていないこと、7月時点の状況下のものであること、比較的感染者の少ない東北地方でのものであること等の限界はありますが、専門的知見による新型コロナウイルス感染症のメンタルヘルス対策に資する大変貴重なものとなりました。