令和元年5月18日（土）、風光明媚な瀬戸内、呉において、「第63回全日本カッター競技大会」が開催されました。海上保安大学校が主管校としての開催は、平成24年の第56回大会以来、7年ぶり19回目となりました。

結果は、男子が準優勝、女子は3位というものでしたが、男子クルー、女子クルー共に持てる力の全てを注ぎ込んだ渾身の漕ぎを披露し、見る者の胸を打つレースでした。クルーのみならず、大会実行委員会を組織し、関係者との調整や各種手続きを含め、大会の運営にあたった本科学生の尽力も忘れてはなりません。加えて、応援団による気迫のこもった演舞も心が熱くなるものでした。

なお、全日本カッター競技大会優勝の歴代ベストタイムは、何を隠そう当校の10分13秒であり、昭和52年の第21回大会にて記録して以降、未だに破られておりません。

次回の大会で良い結果を残せるよう、男女カッタークルーは猛練習をしておりますので、ご期待下さい。

開会式

レースの様子